自己投資をしようというビジネス本が、ちまたにあふれているが、実際になにをどうするかという部分まで書かれたものは少ないと感じる。
就職して1年半になるが、会社から投資として参加させてもらった研修(投資)が2つある。自分でお金を払って出掛けた研修(投資)が3つある。
リストアップしてみた
会社からの投資
1.アビバでのエクセル
2.チームプレーの成果をあげるためのコミュニケーションの研修
自分での投資
1.英語のライティングコース
2.自分の業界の世界事情
3.海外への視察(私費出張)
ひとつひとつ振り返ってみるとどれも現在仕事をする上で、とても回収率の高い投資だと感じる。
会社からの投資
1.エクセル
エクセルの初歩の使い方から、ちょっとしたマクロまで勉強することができた。アビバに通うまで3時間かかっていた作業がいまや30分でできる。
知っていることは、強い。
2.チームプレーのためのコミュニケーション
まだまだコミュニケーション面に問題はあるが、他職種への提案、目上の人へのプレゼンに関して話を聞いてもらえる機会が確実に増えた。
情報の出し方、話し方、事前の準備。意識しているとしていないのでは、こうも結果が違うのかと思い知る。
人間は感情で生きる動物だ。しかし、ロジカルでないと彼らは揚げ足を取ってくる。だから、気持ちよく話を聞いてもらい、順序だって話すことが重要なのだ。
自分での投資
1.英語のライティングコース
こちらは、3ヶ月間都心の大学のAcademic Writingというコースに通った。週2回の授業で、課題もたくさんあり、寝不足になることもあったが、最後のエッセイまで書ききった。
英語でメールを書くときに、ここで得たスキルが役に立つ。また外国人と英語で話す場面も最近は増えてきたので、とても感謝している。
ライティングスキルで得た話の構成を 、会話に当てはめると相手も理解しやすいし、自分も話していて混乱しない。
2.自分の業界の世界事情
こちらも都心の大学の講義である。3ヶ月間の授業で現在進行形で通っている。週1回1時間半の授業で、自分の属している業界の世界の流れをマクロの視点とミクロの視点から学ぶ。国内の専門家を招き、かなり濃い内容を聞くことができる。
直接仕事に活かせるわけではないが、頭のなかのオプションとして海外のやり方を知っているのは悪いことではない。また世界の動きを俯瞰しつつ、日本の動き、自信の会社の動きを知ると、仕事の意味付けもかわってくる。そうすると日々の仕事にも張りがでる。
3.海外への視察
海外に知り合いもいないのに、メールでアポイントをとって自分の行っているプロジェクトの参考になる場所に訪れた。
これは、建築家安藤忠雄に習った行ったものである。「若者で出張費がでないなら、自費で行け。その仕事がどうしてもほしいなら。」
そういうことである。自分が行っている仕事に不明確なものがあり、海外にいけば確実にクリアになることがわかっていた。だから飛んだ。
実際、同業界で働くもの同士、英語であれば伝えたいことは伝わり、訊きたいことは訊けることがよーくわかった。
以上5つの自己投資は、現在仕事を進めて行く上で非常に効果を出している。常に学習することで、日々のスケジュールが大きく変わる。
より多くの仕事をこなせるようになり、より大きな仕事ができるようになる。さらに投資をすれば、投資をする時間がうまれ、加速度的に仕事のレベルがあがると自負している。
日々精進。頭を使う。