以下の記事を再編集しています。
https://www.mphonline.tokyo/entry/2016/03/18/000133
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仕事をしていて、「自分が成長しているか?」というのは、ひとつ大きなポイントだと思います。
毎日同じようなルーティンワークをして、変化のない毎日。責任の範囲も増えず、給料もあがらない。それではモチベーションも落ちてしまい、アウトプットも良いものを保つことが難しくなります。
会社の評価で思う「今期なにやってたっけ?」
わたしが働いている会社では、評価は半年に一度です。
半年に一度とはっきりいうと、この半期なにやったんだっけ?って思うことも少なく無いです。そして、あー、毎月なかなか成果がでない、毎日繰り返しばかりだ、と思うこともあります。
会社のフォルダは、プロジェクトごとに管理しています。命名規則として、フォルダにはプロジェクト開始年月を記載し、ファイルには作成年月日を入れています。
そのため、振り返ることは簡単なのですが、なかなかプロジェクトの進捗と自分の成長を結び付けられないですね。
上司が教えてくれた、自分の成長を確認する方法
あるとき、クサクサしている自分に、上司が「自分の成長を確認する方法」を教えてくれました。
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半年前の自分の資料を見てみる。
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悩みをメモしておいて、半年前の悩みを考えてみる。
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今の悩みを、半年前の自分で考えてみる。
これをEvernotneに書き留めて、振り返ったり考えたりするだけで随分成長を実感することができます。
半年前の自分の資料を見てみる
資料を確認するときは、本気で作った資料が良いでしょう。ブロガーなら、半年前のブログを読んでみる。
「恥ずかしい」「修正したい」「こんな資料作ってたのか・・・」と思えたなら、成長している証拠です。
あんま変わんないな・・・と思ったら、思考の深さ、表現力、大局観が伸びてないかもしれません。
悩みをメモしておいて、半年前の悩みを考えてみる
資料を振り返ったりするときに、考察のメモや考えた形跡が辿れるように仕組み化しておくことが前提です。
「半年前、自分はこんなこと考えていたのか−」と振り返ってみると、今の自分には簡単なことがたくさんあります。成長しているんだと思います。
逆に、「半年前に、タフな決断をしたなー」というのを思い返し、今がその時よりヘタレなのであれば、気合いを入れなおしてもいいでしょう。
今の悩みを、半年前の自分で考えてみる
これが僕には効果的でした。
「以前、こんなに人の気持ちを考えて、メッセージを練っていたか?」「以前、こんなにスライドをシンプルにすることにこだわっていたか」などを考えると、思考の深さと幅が変化してるんだ!と実感することができました。
最後に
毎期毎期訪れる評価(ベンチャー企業などは、ないかもしれませんが)。評価のたびに、業務の棚卸しと一緒にスキルの棚卸しもして、成長しているかを確認してみてはいかがでしょうか?
次の一歩をどう踏み出すか、考えてもいいのかもしれません。
ちなみに、わたしは過去のブログを再編集することで、現時点では成長を確認しています(正直、過去の自分のほうが、物事の本質を捉えようとしてたかもしれません。。。)。