会社に所属していながらも、ノマド的に生きる。
つまり、どこにいっても使える人材、どこからでもお声がかかる人材になるということである。
どこからでもお声がかかる、というのはどの部署の業務も把握しているというより、部署だけでは手が回らないことを率先して行うことである。加えて、そこに新しいエッセンスを入れることでさらなる品質向上を目指すことである。
さて、そのような働き方を目指していると、気になるのは評価。
仕事は結果であって、結果を出し続ければ評価をついてくる。確かにそうであるが、きちんとした評価を自分で噛みしめることで、さらなるレベルアップに繋がるのではないだろうか。
日本で、評価というとなんとなく、「評価される」「評価が高い」などとポジティブなイメージで捉えられることが多いが、私のいう評価はプラスもマイナスも両方含んだ意味である。
この「評価」を常に意識して仕事をすることが、会社でのノマド的働き方では重要になってくる。結果を出すために、泥をかぶりながらも(決して汚い仕事ばかりする意味ではない)、「彼はよくやっている」という印象を残す。
この「よくやっている」という印象が、次の仕事につながる。つまり、お声がかかる。
自分は「こういう」働き方がいいからとか、評価なんて気にせず「Going My Way」だ!とか、なりふり構わず働くのも良いとは思う。
ただ、周りが評価するから、仕事がくる。仕事がくるから、評価の機会が多くなる。評価の機会が多く、その評判がよければ知らない人からも仕事がくる。
意識して働くことが大切なのだ。