凛として

小迫正実(Masami Kosako)個人のブログです。

仕事について、考えてみた 20140620

仕事とは何であるか。書きながら考え、考えながら書いてみた。

 

まず、人のために仕事をすることが大切である。

人は概して、自分の利益を最大にすることを考えてしまう。利益を最大にするというのは、自分の取り分が多くなるように営業成績を横取りするとか、自分の仕事の割合が最小になるようにタスクを振り分けるとか、である。

そうやって、給料をアップしたり、早上がりできたりするのは一時的には幸福をもたらすかもしれないが、人生は長い。22歳から働けば、65歳まで35年もある。そもそも65歳まで「しか」働かないのか、65歳まで「も」働くのはわからないが、35年というのは人が嘘を見抜くのに十分な時間である。

世の中に、一人で行う仕事などない。対価が発生する限り、仕事は人と行うものである。だからこそ、人のために働き、社会のために働くことが大切である。あなたはいつも見られています。結果を出していれば、必ず評価されます。努力じゃなくて、結果を出すのです。

 

そう、人のために働く上で大切なのは結果を残すことです。

人間は正直なので、形に残るものが好きです。仕事上で形に残るものとは何でしょうか。例えば、代わりに書類を作る、コーディングの手伝いをする、〜枚書類を裁く、クリティカルなアイデアを出す、などです。

結果を出すというのは、相手にとってバリューを加えることなのです。あなたのアイデアで、あなたの書類で、相手の仕事のクオリティーやスピードを上げることが重要です。

 

そんな事言ったって、自分の仕事ができないことにはどうしようもないのでは?と考える方もいるでしょう。

たしかに自分の仕事は大切ですが、そもそも自分の仕事は組織全体の仕事の一部のはず。そうすると、前後に誰かしら自分の仕事に関わる人がいるはずです。

自分の前後の仕事は、何かを考えましょう。私がこの仕事を早く上げれば、誰が助かるのか?仕事を受け取るとき、フィードバックをすれば次から相手はスムーズにデータ出しができるようになるか?

きっと、一人じゃないはずです。レジ業務だって、最後は財務経理にその日の会計を送らないといけないはずです。その前に店長さんが締めの業務を行うはずです。

自分の仕事は、自分のためではありません。人のため、みんなのためなのです。

 

繰り返しますが、

仕事に対価が発生するとき、それを評価する人が必ずいます。つまりそれは人と仕事をしているということです。

だからこそ、人のために仕事をするのです。

それが、仕事が「できる」ことへの近道です。