コーヒー豆を買ってきて、自宅で豆を挽いて飲むのが好きなので、ブームになっているサードウェーブコーヒーを自宅で淹れてみた。
サードウェーブコーヒーには、特徴があります。
(参照:http://news.mynavi.jp/news/2013/12/29/181/)
1. スペシャリティコーヒー
国や品種など、どこでどのように育てられたかを重視し、まるでワインの用に扱うのが特徴です。
2. 浅煎り
スターバックスやタリーズはシアトル系コーヒーと言って、深煎りの豆を使うのが特徴的ですが、サードウェーブコーヒーは浅煎りです。浅煎りのほうが、豆の味を引き出せるので、スペシャリティコーヒーにうってつけなのです。
最近飲んだ中ですごくおいしいのは、南青山のクチュームの豆です。友人が送ってくれまして、かおり、切れ味が最高です。
その他にも、奥沢のONIBUS Coffeeや恵比寿の猿田彦珈琲などがありますが、共通して注意すべき点があることに気づきました。
ドリップを丁寧にゆっくり落とさないといけないということです。
というのも、浅煎りなので豆に若干の水分があり、初めの蒸らしに時間がかかります。全然、豆が膨れないんです。急いでお湯を落とすと水っぽくなるので、少しずつ少しずつお湯を足していかなればなりません。
ただゆっくり落とすだけでしょ?と思われがちですが、今までコーヒーとはまるでかかる時間が違います。感覚ベースですが、シアトル系の豆の1.5〜2倍の時間がかかります。この工程を経たからこそのおいしさもあるとは思います。
そんな面倒くささは、茶道に似ています。
抹茶を本格的に点てる際、味の強さや香りによってお湯の温度を調整します。茶こしでお茶をこし、お湯でお茶碗を温めて、一度沸騰したものを90度まで下げたお湯でお茶を点てます。
やってられない面倒くささですが、この工程を経て点てられた抹茶は格別です。
つまりサードウェーブコーヒーを家で淹れるというのは、抹茶を点てる覚悟が必要ということですね。
また厄介なものを好きになってしまいました。