ゴールデンウィークは、実家の広島に帰っています。
昨年の11月に父を亡くし、年の開けたゴールデンウィークは父の遺品である本を整理しています。昨日はダンボール20箱分の書籍をBOOKOFFに持って行ってもらいました。明日の整理分も10箱にはなります。
父は建築士だったのですが、ネットが無かった時代、建築関係の本をすべてとって置かなければならなかったと思います。住宅建築の本、病院建築の本、新建築という建築雑誌、海外の巨匠建築家の本(コルビジェやフランク・ロイド・ライト)。今となってはすべてインターネットで手に入る情報ですが、広島で建築事務所を開く父にとってはそれらの書籍がなによりの情報源だったのだと思います。
そう考えると、便利な世の中になりました。Kindleもありますし、分厚い本もKinko'sに頼べばPDFにしてくれます。Evernoteに保存すれば、PCをなくしても問題無いです。新しいノートPCを買えば、手元に書籍が戻ってくる時代です。
デジタル化は素晴らしいなーと久しぶりに実感しました。
父が亡くなって行わなければならないのは、確定申告です。建築事務所のほかに、個人事業主でもあったので、「弥生会計」というソフトを使って年度の締めをしなければなりません。ゴールデンウィーク中にちまちまと、昨年7月から今年の4月までの会計処理を入力しました。(うちは、6月末締めなんです。)
これも、過去の確定申告のために入力したデータが残っているので、見返しながらポチポチ入力することができます。デジタルってすばらしい。しかも、CSVに吐き出せるので、楽チンだにゃー。
私は東京に住んでいるため、広島に残した母とのコミュニケーションで心配な部分があります。母の情報もバックアップが必要なので、ちょっとずつバックアップすべき事項を勉強しています。そんな母は、Evernoteが使えるようになりました。60歳を前にして、iPadにインストールされたEvernoteをガンガン使いこなす母、恐るべし。
そして今日の朝、母が
「PCの画面を共有したら、あんたが私の画面見られるんでしょ? なんかそんなソフトあるんじゃない?」といいます。
ええ、スカイプがございます。しかも、母のPCにはインストールしてあります。
もちろん会って話すのが一番ですが、先に述べた確定申告のこととか家のことを共有するツールを使えるようになったのは良いことです。スカイプとEvernote、いやはや現代の大学生と勝負できそうですね。
そんな感じで、書籍のデジタル化、弥生会計、Evernote、スカイプと、なんだかんだデジタルに感謝することが多いゴールデンウィークでした。孫正義のいう情報革命を身近に感じる良い機会でした。
抜粋ーーーーー
孫:私にとって情報革命こそが唯一人生を捧げられることであり、情熱を持っていられることです。我々人間は農業革命を起こし、そして産業革命を起こしました。そして今度は3つ目の革命、情報革命です。小さな課題ではありません。この先300年は続く課題です。ですから、私はこの情報革命にフォーカスした300年のビジョンが必要だと言うのです。
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チャオ。