凛として

小迫正実(Masami Kosako)個人のブログです。

プロダクトを企画しています。なかなか刷り合わないです。

新しいプロダクトを会社で企画していて、私はプロジェクトマネージャーという立場でチームをまとめようとしています。

メンバーは、エンジニア3人、リードエンジニア1人、分析(アナリスト)1人、私です。

かれこれ、2ヶ月ほどあーでもないこーでもないとやっていて、かなりコンセプトが固まってきました。いい感じです。

そこへ、分析の方が、「私たちの話し合いは企画らしくないから、もっときちんと企画書からつくろう!」と言い出しました。そのことについては、私も賛成なのですが、だんだんチームの意見がバラバラになってきました。

分析の方が大切にしていることは、
・差別化要因
・外的環境
・内的環境(社内)
・プロダクトを売る際のストーリー
です。

確かに企画書としては、どれも必要なものなのですが、プロダクトをつくるエンジニアをまとめる立場として、差別化とかストーリーよりも大切なことがあると私は思っています。

それは、プロダクトのイメージからアイデアを掘り起こし、コンセプトとして磨きこむことです。プロジェクトマネージャーとして大切にしたいのは、
・どういったビジョンをもってプロダクトをつくり
・そのプロダクトによって、どんなことがユーザーにもたらされ、
・物理的や感情的にもハッピーになる
ということです。
そのためのアクションプランは、これとこれとこれ、というふうにしたいんです。

差別化要因や外的環境、内的環境って、アクションプランにとって重要で疎かにはできない部分なのは、重々承知です。
ただ、私はもっとコアの部分であるコンセプトをしっかり定めたいんです。

 

かなり上流工程(コンセプトを磨き)を現場の人と一緒にやるのは結構骨が折れます。そしてコンセプトなんてお構いなしの人はラクなほうへ進みたがるため、すぐにアクションプランを立てたがります。

 

私はその一歩前の「ブレない芯」を作りたいんです。

理想はあるものの、その芯の部分をすっ飛ばして私たちのチームは議論をするので、必死にファシリテーションするものの刷り合わないというのが現状です。

 

悔しいですが、そんなもんです。進捗があれば、更新します。

チャオ。