凛として

小迫正実(Masami Kosako)個人のブログです。

インナーワーク体験 リーダーシップを身につけるためのスキル

リーダーシップとは内面から構成される要素が多く、スキルとして身につけられる部分はほんの少しらしい。

ただ、内面を掘り下げるスキルは存在し、自分の内面を理解し自分の軸を見つけることでブレの少ない人間になっていくそうだ。
 
そんなこんなで内面を掘り下げるスキルを使って、自分を掘り下げる体験をしました。インナーワークというみたいです。
 

人生に影響を与えたエピソードを3つ書き出す。

まずは、人生に影響を与えたエピソードを3つ書き出します。それを2人か3人に同時に説明します。
ひとつのエピソードを5分で説明し、25分間でエピソードに関する質問を受けます。質問を受け、答えることを「壁打ち」というらしく、インナーワークで最も重要な行為のひとつです。
質問は、できるだけエピソードを語った人が気づきを得られるような質問をしなければならず、質問をするほうも受けるほうも真剣勝負です。
3つエピソードがあるのですが、全部やると90分かかるので、2つやるのが限界のようです。
 

エピソードから、自分の信念を探す。

自分のエピソードに対して壁打ちをした結果、自分の見えてなかった部分が見えてきます。60ー90分ほど使い、独りで自分の信念を探します。
時間がくると、先ほどの仲間に自分の信念を共有して、再び30分ほどの壁打ちを行います。
壁打ちでのコメントをまとめて、自分の信念を固めていきます。
 

信念を固めたら、自分の在るべき姿を考える。

おそらく、上記のプロセスを2人か3人でやると1日が終わってしまいますので、ここからは翌日のプロセスと考えていいと思います。
信念を固めてたら、自分はどういうことを行うのかを考えていきます。
自身の座右の銘や、孫正義の10カ年計画、譲れないものを考えて、なにを成し遂げて、どんな自分であるかを書き出していきます。
書き出したら、前日と同じ仲間で2時間ほど壁打ちをして、再び独りで在るべき姿を固めるプロセスです。
 

明日なにから始めるかを書き出す。

自分の将来像が明確になれば、あとは明日からなにをするかを考えるだけです。ここでは、できるだけわかりやすいアクションを考えて書き出しましょう。たとえば、読書会を月1回開催するとか、毎日挨拶を大きな声でするとか、そんな感じで。
明日から始められることはたくさんあるかもしれませんが、シンプルに1つに絞りましょう。
 
 
上記のプロセスをもう一度振り返ると、
  • 人生に影響を与えたエピソードを3つ書き出す。
  • エピソードから、自分の信念を探す。
  • 信念を固めたら、自分の在るべき姿を考える。
  • 明日なにから始めるかを書き出す。
の4つです。
簡単なようですが、本当に大変でした。頭がヘトヘトになりました。
 
もちろん手を抜くことはできますが、リーダーシップを発揮するためにブレない自分を作るためにも、真剣に自己と対峙する機会は何歳になっても必要なプロセスです。
 
少なくとも2日はかかるので、ご注意ください。では。
 
ちゃお。